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「住民基本台帳人口」と「常住人口」って何が違うの?人口データをゆるっと解説📊🏡

 人口って、ただ「何人います」っていうだけのシンプルな数字じゃないんですよね。

 そこにはけっこう複雑なしくみと、意外なドラマ(?)が潜んでいるんです。

 今回は、「常住人口」と「住民基本台帳人口」という、ふたつの人口データについて、ご紹介します。

 …えっ?

 「似たような言葉じゃん!」って思いました?

 うんうん、わかります。でも、実はこのふたつ、似て非なるものなんです。

 では、早速いってみましょう✊🌟

まずは「住民基本台帳人口」とは?📋

 これは文字通り、住民基本台帳に記録されている人口のこと。

 住民票をベースにしているので、毎月末時点での住民数が集計されます。

 ところで、平成24年の法改正によって、外国人も住民基本台帳に含まれるようになったんですね。

 つまり、今の数字には日本に暮らす外国人もカウントされてるということになります。

 ただし、この数字、ちょっとクセがありまして…。

 たとえば、進学で遠方に引っ越したけど、実家に住民票を残したままの大学生とか。

 あるいは、会社都合で単身赴任しているお父さんが、家族の住民票がある実家以外の場所で暮らしているとか。

 そういう“住民票だけあって実際には住んでない”ケースも、この住民基本台帳人口の中に含まれるわけです。

 なので、「住んでいる人の数」というより、「登録されている人の数」というほうがしっくりくるんですね。

次に「常住人口」ってなに?🕵️‍♀️🗂️

 これは、少しややこしいですが、簡単にいうとこうです:

 5年に1度の国勢調査で調べた人口(調査日時点での“現実の居住者”)を元に、

 その後の毎月の増減(転入・転出・出生・死亡など)を加減して、今の推計値を出すしくみ。

 ざっくりいうと、「リアルにその地域に住んでいる人の数」をベースにしているのが、この常住人口。

 たとえば、ある町で10月1日の国勢調査では100人だったとして、

 その後の1カ月で転入3人・転出1人・出生5人・死亡4人・その他1人減りました、というデータがあるとします。

 すると、その次の月には「100 +3 -1 +5 -4 -1=102人」になるわけです。

 わかりやすく言うと、常住人口は “実際の状況に近づけた動く数字” と言えます。

なぜこのふたつに差が出るの?🤔💭

人の画像

 ここが面白いところなんです。

 「住民基本台帳人口」は住民票に基づいた人口。

 でも住民票って、実際に住んでいるかどうかとは別に登録できちゃいますよね。

 住民票を移動しない限りは、そのままカウントされ続けるわけです。

 一方、「常住人口」は国勢調査を使って、実際にそこに住んでいる人を調べたものに毎月の増減を足していく仕組み。

 なので、「本当は住んでいない人」が含まれている可能性がある住民基本台帳人口とは、どうしてもズレが出てしまうんです。

 具体的には、こんなケースで差が生まれます:

 こうした事情で、ふたつの人口データには違いが出てくるというわけですね。

まとめ ✍️📊

 人口と一口に言っても、「住民票ベースで固定された数字」と「実際に住んでいる人を推計した数字」のふたつがある。

 たとえば「地域のサービス対象人口」や「実際に住んでいる人への対策」を行う場合には、常住人口が役立ちます。

 逆に「自治体の行政記録」や「住民税の管理」などには住民基本台帳人口が使われます。

 人口データ、奥深いですよね。

 数字から見える「暮らしのリアル」。

 今後も気になる地域の人口を、ちょっと別の目線で見てみると面白いかもしれません👀📈

参考リンク 総務省 住民基本台帳等